こんにちは。外装信用ワン!の佐藤です。
いつも弊社のブログをお読み頂きありがとうございます。
本日は塗装ができない屋根『パミール』のお話です。
■パミールとは?
今から約20年くらい前まで遡ります。大手建材メーカー様が製造してた屋根材の商品名が『パミール』です。
この屋根材が販売された時代背景には『アスベスト(石綿)』が使用禁止になったという事です。
パミールの特徴はノンアスベストの化粧スレート材です。このパミールが世の中で使われるようになって
約10年経った際に、多くの割れや剥がれといった不具合が報告されるようになりました。
これがパミール問題の発端でした。
すでに塗装メンテナンスが不可能であった為、葺き替えや板金カバー工事をするしかない状態になってしまったのです。
ここ数か月、弊社でもパミールを使っているお家のメンテナンス案件が多発しています。
■パミールの見分け方
我が家の屋根は大丈夫なの?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますので
簡単な見分け方をお教え致します。100%パミールと断定はできませんが下記の症状が出ていたら
パミールの可能性が高まります。
①屋根の表面が波を打っているような状態
②ミルフィーユ状の層になってすき間が空いている
③屋根材が欠損している
④スレート1枚1枚の先端が白く変色している
この4つの症状です。
写真を添付しておきますので、ぜひご自宅の屋根をチェックしてみて下さい。
地上からでも判別できるケースがほとんどです。
もしかして…と思ったらぜひ私にご相談ください!
外装信用ワン! 建築事業部
企画営業課 佐藤 隆広